内視鏡検査
内視鏡検査とは
約5mmほどのカメラが付いた細い柔軟な管を用いて、咽頭、食道、胃、腸の観察や治療を行います。胃炎・腸炎から胃がん、大腸がんまで早期発見が可能となり、麻酔を使用する事で、痛みもほとんどありません。


機能性ディスペプシア(FD)
内視鏡検査を行っても所見が見られない、しかし「胃もたれ、嘔吐、腹部不快感、食欲不振、胃痛」などの症状が続く…このような症状で「機能性ディスペプシア(FD)」と診断される事があります。
FDは、生活習慣の乱れや、ストレスが原因と考えられています。主な治療法としては、生活習慣の改善や、薬物療法で治療を行います。
過敏性腸症候群(IBS)
過敏性腸症候群(IBS)とは、内視鏡検査を行っても、所見が見られず腹痛・腹部不快感と便通異常(下痢、便秘)を主に、長時間持続もしくは悪化・改善を繰り返す症状を言います。
IBSは、精神科疾患と共存していることがあり、不眠症やパニック障害、うつ病などのストレスが影響をおよぼし、更に悪化させているのではないかと考えられています。こちらも生活習慣の改善や、薬物療法で治療を行います。
今からできる生活習慣の改善法
[日常生活] ・十分な休息、睡眠 ・散歩などの軽い運動 ・スポーツや趣味などで気分転換
[食事] ・3食を決まった時間に摂る ・ゆっくり噛んで食べる ・腹八分目の食事
・20~30分の食休み ・胃に負担をかけるものを食べない